サポート情報
弊社製品に対してよくあるご質問をまとめました。
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キヒゲンについて
- 処理方法を教えてほしい
- 袋に種子を入れ、キヒゲンセットの水和剤を、種子1㎏あたり10g入れます。
軽く混ぜた後、識別剤を種子1㎏あたり10ml入れ、よく混ぜて、種子に満遍なく薬剤を塗沫処理します。
塗沫処理後、袋から種子を取り出し、乾燥させて播種します。
- 稲、麦、いんげんまめや落花生など、キヒゲンR-2フロアブルで登録のある作物に使用できないのか?
- 有効成分は同じチウラムですが、キヒゲンとキヒゲンR-2フロアブルの登録内容は異なるため、農薬取締法上ご使用頂くことはできません。
- 薬剤処理後、どのくらいの期間保存が可能か?
- だいずでは、塗沫処理3ヵ月間保管後に播種しても発芽率に問題はありませんでした。
急な天候不良により塗沫処理後に播種できない時、1週間程度なら十分保管は可能と考えられます。
キヒゲンR-2フロアブルについて
- 処理方法を教えてほしい
- 種子1㎏あたり20mlを塗沫処理します。
・ 袋に種子を入れ、キヒゲンR-2フロアブルを所定量入れて良く振る方法
・ コーティングマシーンを用いて塗沫処理する方法
などがあります。いずれの方法においても、塗沫処理後、種子を乾燥させてから播種します。
- 種子に満遍なく薬液を付着させたい
- 水稲、小麦、ソルゴーなどの、種子が小さい作物への本剤の処理時は、種子の一部に所定量の薬液をかけて混ぜても、全体に均一に付着しない場合があります。
少量ずつ薬液を投入し、よく混ぜる作業を繰り返すと、薬液が全体に満遍なく付着しやすくなります。
- 稲で、浸種を行ない、鳩胸状態にしてから塗沫処理しても問題ない?
- 問題はありませんが、芽が出過ぎてから処理を行なうと、本剤の処理の方法では芽が折れてしまう可能性があります。
鳩胸状態以上に成長させないように管理をしてください。
- 薬剤処理後、どのくらいの期間保存か可能か?
- だいず、あずき、稲では、塗沫処理3ヵ月間保管後に播種しても発芽率に問題はありませんでした。
薬剤処理後の種子は、冷暗所保管してください。
- 保存に関しての注意点は?
- 本剤は高温に弱い(固まる)ため、なるべく冷涼な場所に保管してください。
目安として、夏期でも40℃以下の冷涼な場所に保管して頂くのが望ましいです。
サンヨール
- 混用事例はあるか?
- 弊社の混用事例集がありますので、ご参照ください。
ただし、作物の品種や気候によって薬害症状があらわれる可能性がありますので、予め小規模で散布されてから数日間様子を観察し、問題なければ全体に散布されることをお勧めいたします。
- 蜜蜂への影響はあるか?
- 影響はありません。 散布当日でも、放飼可能です。
- ハダニやアブラムシなど、虫への作用機作はどのようなものか?
- 展着性の良さを生かして、気門、気孔を塞いで殺虫する、という作用機作です。
虫体にしっかり散布して頂かないと効果は望めません。
- サンヨールは高温時に薬害が生じやすい?
- 銅剤では、一般的に高温時には薬害症状が生じやすいと言われています。
30℃を超えるような時には使用を控えて頂いた方がよいと思われます。
夏場には、朝の早い時間に散布を終え、散布薬液を早めに乾燥させると薬害軽減につながります。
施設内でしたらよく換気をして、散布薬液を乾燥させてください。
ヨネポン水和剤
- 水に馴染みにくく、薬剤の調製がしづらいが、良い溶解方法はないか?
- 溶解方法を記載した資料がありますので、こちらをご覧ください。
- 混用事例はあるか?
- 弊社の混用事例集がありますので、ご参照ください。
ただし、作物の品種や気候によって薬害症状があらわれる可能性がありますので、予め小規模で散布されてから数日間様子を観察し、問題なければ全体に散布されることをお勧めいたします。
- 予防剤か、治療剤か?
- 予防剤としてお使いください。
病害の発生初期か、発生前に予防的に散布して頂くと、ヨネポン水和剤の広い病害スペクトルにより健全に野菜を栽培できます。
- 適用表に、はくさいへの使用時期は「結球開始まで、但し収穫14日前まで」と記載があるが、どちらを基準にすればよいか?
- 作残データからは、収穫14日前までお使い頂ける登録を取得できておりますが、はくさいでは結球開始後に散布すると、薬害が生じてしまい商品価値を下げてしまう可能性があるため、このような表記をさせて頂いております。結球開始前までのご使用に留めて頂いた方がよいです。
- ヨネポン水和剤は高温時に薬害が生じやすい?
- 銅剤では、一般的に高温時には薬害症状が生じやすいと言われています。30℃を超えるような時には使用を控えて頂いた方がよいと思われます。
夏場には、朝の早い時間に散布を終え、散布薬液を早めに乾燥させると薬害軽減につながります。施設内でしたらよく換気をして、散布薬液を乾燥させてください。
- 残効期間はどのくらいか?
- 7~10日間程度とお考えください。
- カルシウム剤を混ぜても問題ないか?
- ヨネポン水和剤には、カルシウム成分が入っております。
追加でカルシウム剤を入れて頂く必要はないかと思われますが、一般的なカルシウム剤でしたら入れて頂いても問題ありません。
- ヨネポン水和剤のFRACコードは何に該当するか?
- M1です。
- キャベツにアブラムシの適用があるが、作用機作を知りたい。
- 展着性の良さを生かして、気門、気孔を塞いで殺虫する、という作用機作です。
虫体にしっかり散布して頂かないと効果は望めません。
ヨネポン
- 水稲種子消毒で、スポルタック乳剤、トリフミンとの混用は可能か?
- 弊社の事例においては、ヨネポン乳剤50倍とスポルタック乳剤、トリフミン乳剤および水和剤との24時間浸漬処理での混用は薬害は生じませんでした。
ヨネポン乳剤をあとに入れた方が、泡立ちがしにくいです。
- 水稲種子消毒において混用を行なう際には、風乾をした方がよいか?
- ヨネポン乳剤を用いる際には、風乾すると発芽不揃いが生じる可能性がありますので風乾はせずに次の処理に移ってください。
- ばれいしょの種いも消毒に使用したいが、切断してしまったばれいしょの種いもに使用しても問題ないか?
- 切断してしまったばれいしょの種いもへの処理では、発芽不良が生じる可能性がありますのでお控えいただいた方がよいと思われます。
- 予防剤か、治療剤か?
- 予防剤としてお使いください。
病害の発生初期か、発生前に予防的に散布して頂くと、ヨネポンの広い病害スペクトルにより健全に野菜を栽培できます。
- ヨネポン乳剤と水和剤を購入しているが、乳剤はかぶやハクサイに使用できないのか?また、登録を取得する予定はないか?
- ヨネポン乳剤では、薬害症状が強く出る恐れがあるため、葉菜類やかぶなどでは登録を取得しておりません。
登録内容をお守りくださいませ。
サッチューコートS(セット含む)について
- サッチューコートSとサッチューコートSセットの違いを教えてほしい。
- S乳剤とSセットの違いは、大きく2つありまして、登録作物と、カラー粉の有無です。
登録作物は、サッチューコートSではみかん、なつみかん、ぶどう、もも、桑です。
サッチューコートSセットでは、みかん、なつみかん、くりです。
サッチューコートSセットには樹脂成分が入っておりまして、カラー粉と合わせて使用することで薬効の長期化、日焼け防止効果などが望めます。
- カミキリムシの食入を防止したいが、いつ頃使用するのがよいか?
- 産卵時期の直前または産卵時期中に処理して頂くのがよいです。
トラスジカミキリでは、7月中旬ごろが産卵期ですので、その時期に処理するとよいと思われます。
ただし、地域によっては産卵時期がずれると思われますし、また近年では温暖化により産卵時期がずれている可能性もありますので、
注意して観察し、成虫の飛来が多くなる時期に処理するのが良いと思われます。
- 薬剤1本あたり、どのくらいの本数に処理できるのか?
- 木の大きさや、処理される方の処理量などにもよるので一概には言えませんが、みかんなどの小さい木でしたら、100~300本程度は処理できると思います。